家事との向き合い方⑨:まとめ

暮らし整え期

こんにちは、ユルリです。 長かった「暮らし整え期」の家事との向き合い方シリーズも、今回でいよいよ最終回です。(これまでの記事:①導入、②心構え、③掃除、④洗濯、⑤ごみ捨て、⑥皿洗い、⑦料理、⑧コミュニケーション)

家事参加は、未来への小さな一歩

さて、ここまで家事について、あれこれと語ってきました。 振り返ってみると、家事って、ただ家をきれいにするだけじゃなくて、本当に色々な側面があるんだなと改めて感じます。

生活リズムを整えたり、気分転換になったり、計画性を養ったり、時には家族との関係性を見つめ直すきっかけになったり…。そして、小さな声かけや配慮が、意外とコミュニケーションの練習になっているのかもしれません。

だって、考えてみてください。 家に引きこもって誰とも話さないでいるよりは、たとえ家族相手でも、少しでも会話をした方がいいですよね。 一日中ゲームや動画を見ているだけよりは、家事やお手伝いで少しでも体を動かした方が、きっと心にも体にも良いはず。

外に出て何か新しいことを始めるのは、まだハードルが高いと感じるかもしれません。でも、家の中ならどうでしょう? 家事は、特別なスキルや準備がなくても、今すぐ始められることがたくさんあります。そして、どこか遠くで練習するよりも、一番身近な「家」という場所で実践するのが、一番簡単で、安全な方法だとも言えるのではないでしょうか。

できることから、始めればいい

もちろん、「家族にどう思われるか恥ずかしい」とか、「うまくできるか不安」とか、色々な気持ちがあると思います。でも、大丈夫。 最初から完璧を目指す必要なんて全くありません。

それに、周りを見渡してみてください。世の中の人だって、毎日きっちり完璧に家事をこなしている人ばかりじゃないと思うんです。みんな、結構いい加減に、適当にやっているものかもしれません。サボっちゃう日だって、きっとあるはず。でも、まったく何もやっていないわけでもない。そのくらいの、ゆるーい感じで良いのではないでしょうか。

だから、あなたも、まずはこのシリーズで紹介したような「できること」から、一つでもいいので試してみてください。 食器を一枚だけ洗ってみるとか、洗濯物をたたむのを手伝ってみるとか、ゴミ出しの日を意識してみるとか。

その小さな一歩が、あなたの「暮らし整え期」を少しでも心地よく、そして次のステップへと繋がる、確かなきっかけになるかもしれません。

このシリーズが、あなたの毎日の中に、何か少しでもポジティブな変化をもたらすヒントになれば、これ以上嬉しいことはありません。

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