こんにちは、ユルリです。 前回は、「おうちカフェ:コーヒー編」をお届けしました。
今回は、紅茶の世界へようこそ!コーヒーも良いけれど、紅茶も奥が深くて魅力的ですよね。「暮らし整え期」の気分転換に、優雅なティータイムを取り入れてみるのはいかがでしょうか?
まずは知りたい!紅茶のキホン(ざっくり分類)
紅茶と一口に言っても、色々な種類がありますよね。ここでは、本当にざっくりですが、代表的な分類をご紹介します。(専門的な話は抜きにして!)
- 産地による分類: インドの「ダージリン」「アッサム」、スリランカの「ウバ」「ディンブラ」、中国の「キーマン」などが有名です。それぞれ香りや味わいに特徴があります。
- ブレンドティー: いくつかの産地の茶葉を混ぜ合わせたもの。「イングリッシュブレックファスト」などが代表的です。
- フレーバードティー: 茶葉に香りをつけたもの。「アールグレイ」(ベルガモットの香り)が有名ですね。他にもフルーツや花の香りをつけたものがたくさんあります。
飲み方別!おすすめの茶葉は?(あくまで一例です)
どんな風に飲みたいかで、相性の良い茶葉も変わってきます。
- ストレートで楽しむなら: ダージリン(特に春摘み・夏摘み)、ウバ、キーマンなど、繊細な香りや味わいを持つものがおすすめです。
- ミルクティーにするなら: アッサム、ディンブラ、ウバなど、コクがあってミルクに負けないしっかりした味わいのものが合います。イングリッシュブレックファストも定番ですね。
- レモンティーにするなら: キャンディ(スリランカ産)など、クセが少なくすっきりした味わいのものがレモンの酸味と相性が良いと言われています。
もちろん、これはあくまで一般的な話。色々な茶葉を試して、自分の好きな組み合わせを見つけるのが一番楽しいですよ!
紅茶も「まずはあるもので」OK!
コーヒーと同じく、紅茶も最初から高価な道具は必要ありません!
ティーポットがなくても、家にある耐熱の計量カップと、茶こし(ティーストレーナー)があれば、十分に美味しい紅茶を淹れられます。茶こしも、最近は100円ショップで手軽に買えますよね。
まずは家にある道具で試してみて、「もっと本格的に楽しみたい!」と思ったら、お気に入りのティーポットやカップを探してみる。そんな風に、少しずつステップアップしていくのがおすすめです。
ただ、正直なところ、紅茶の世界もこだわり始めると、茶器などにお金がかかるのは事実…。ハマりすぎにはご注意を?(笑)
美味しい紅茶の淹れ方(基本のキ)
では、基本的な紅茶の淹れ方をご紹介します。これもコーヒー同様、慣れてきたら自分流を見つけてみてくださいね。
- 準備するもの:
- 紅茶の茶葉
- ティーポット(または耐熱計量カップなど)
- 茶こし(ティーポットにない場合)
- カップ
- 沸騰したてのお湯
- 道具を温める: まず、ティーポット(または計量カップ)とカップに熱湯を少量入れて温めておきます。すぐに捨ててくださいね。こうすることで、お湯の温度が下がりにくくなり、茶葉がしっかり開きます。
- 茶葉を入れる: 温めたポットに茶葉を入れます。量は、一般的にカップ1杯(約150ml)あたりティースプーン1杯(約2〜3g)が目安ですが、茶葉の種類やお好みで調整してください。
- お湯を注ぐ: 沸騰したてのお湯を、人数分+1杯分くらい、勢いよく注ぎます。(お湯の中で茶葉がジャンプするように!)
- 蒸らす: すぐにフタをして、茶葉に応じた時間(細かい茶葉なら2〜3分、大きい茶葉なら3〜5分くらいが目安)蒸らします。ティーコジー(ポットカバー)などがあれば、被せて保温するとより美味しくなります。
- 注ぐ: 蒸らし終わったら、ポットの中をスプーンで軽くひと混ぜし、茶こしで漉しながらカップに注ぎます。数杯分淹れた場合は、各カップの濃さが均一になるように、少しずつ注ぎ分けるのがポイントです(「ベストドロップ」と言ったりします)。
これで美味しい紅茶の出来上がり! ぜひ、優雅な香りを楽しんでくださいね。
今回は「紅茶編」をお届けしました。コーヒーとはまた違った魅力のある紅茶、ぜひお気に入りの一杯を見つけてみてください。