こんにちは、ユルリです。 前回は、「掃除編」をお届けしました。
今回は、家事シリーズ第4弾「洗濯」についてです。
洗濯がもたらす「さっぱり感」と「計画性」?
洗濯も、掃除と同じで「さっぱり感」を得られる家事ですよね。洗い立ての服の匂いとか、きれいに畳まれた洗濯物を見ると、なんだか気持ちが良いものです。
そして、洗濯は「計画性」を意識するきっかけにもなりました。 「今日は天気が良いから洗濯しよう」とか、「この服は明日着たいから、今日洗っておかないと」とか。そうやって先のことを考える習慣が、少しずつ身についていった気がします。
洗濯から変わる? 服選びの基準
これはちょっとした変化なのですが、自分の服を自分で洗濯するようになってから、服を買う時の基準が少し変わりました。
以前はデザインや値段ばかり見ていましたが、「この素材、洗濯しやすいかな?」「アイロンがけが必要かな?」なんてことを気にするようになったんです。いくら気に入った服でも、お手入れが面倒だと、結局着なくなってしまいますからね…。
実用的な視点が加わった、ということでしょうか(笑)。
コミュニケーションのきっかけにも?
洗濯は、家族とのコミュニケーションのきっかけにもなり得ますよね。 「洗濯終わったよー」と声をかけたり、「これ、どうやって洗うんだっけ?」と聞いてみたり。(詳しくは「コミュニケーション編」でお話ししますね)
洗剤や柔軟剤の「匂い」が気になる時は?
ところで、洗濯につきものなのが、洗剤や柔軟剤の「匂い」。良い香りで癒される方も多いと思いますが、体調によっては、この匂いがキツく感じて気分が悪くなってしまうこともありますよね。特に「暮らし整え期」は、感覚が過敏になっていることもあるかもしれません。
もし、市販の洗剤や柔軟剤の香りが苦手だと感じたら、香りの少ないタイプや無香料のものを選んでみるのも良いかもしれません。
私が使っているのは「過炭酸ナトリウム」
ちなみに、私は洗剤として「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」を使っています。これは、いわゆる「オキシ漬け」などで使われる、白い粉末状のものです。
【過炭酸ナトリウムの良い点(個人的感想)】
- ほぼ無臭!: これが一番のメリット。洗い上がりに人工的な香りが残らないので、匂いに敏感な時期でも安心して使えます。
- 漂白・消臭・除菌効果: 酸素の力で汚れを落とし、嫌な臭いも取ってくれます。色柄物にも比較的使いやすいです。(ただし、後述の注意点を必ず確認してください)
- 環境に優しい(と言われている): 主成分は分解されると酸素、水、炭酸ソーダになるため、環境負荷が少ないとされています。
【過炭酸ナトリウムを使う上での注意点!】
便利な過炭酸ナトリウムですが、使う際にはいくつか注意点があります。
- アルカリ性なので手袋を: 直接触ると手荒れの原因になることがあります。使う際はゴム手袋などを着用しましょう。
- 使えない素材がある: ウール、シルク、金属(ボタンやファスナーなど)が付いたもの、金属染料で染めたものなどには使えません。衣類の洗濯表示をよく確認してください。
- 密閉容器に入れない: 水に溶けると酸素が発生するため、密閉容器に入れると破裂する危険があります。
- 作り置きはしない: 水に溶かすと効果が徐々に失われるため、使う直前に溶かして使い切りましょう。
- 塩素系漂白剤と混ぜない!: 「混ぜるな危険」です。有毒なガスが発生する可能性があり、非常に危険です。絶対に混ぜないでください。
過炭酸ナトリウムは、ドラッグストアやホームセンター、ネット通販などで手軽に購入できます。「洗剤の匂いがちょっと…」と感じている方は、選択肢の一つとして検討してみるのも良いかもしれません。(ただし、ご使用は自己責任でお願いしますね!)
やっぱり「できる範囲で」
もちろん、洗濯も「できる範囲で」が基本です。
ただ、洗濯のやり方って、意外と家庭ごとのルールがあったりしませんか? 例えば、下着などは各自で洗うという家もあれば、節水のために、ある程度まとめて一緒に洗うのが当たり前、という家もあると思います。このあたりは、ご家庭の考え方や習慣に合わせて、無理のない範囲で関わるのが良さそうですね。
その上で、自分にできることとして、
- 自分の分だけ洗う(もし、それが家のルールなら)。
- 洗濯機を回すだけ担当する。
- 洗濯物を取り込むだけ、たたむだけ手伝う。
など、体調が良い時に、できることから関わってみる。それだけでも、生活の中にメリハリが生まれるかもしれませんよ。
今回は「洗濯編」をお届けしました。洗剤の匂いが気になる方は、過炭酸ナトリウムも試してみてはいかがでしょうか?(注意点は守ってくださいね!) 次回は「ごみ捨て編」です!