こんにちは、ユルリです。 前回は、私が「暮らし整え期」に家事と向き合うようになった理由などについてお話ししました。
今回は、実際に家事やおお手伝いに参加する際の「心構え」として、私が大事だと思う3つのポイントをご紹介します。これらを意識するだけで、少し気持ちが楽になるかもしれませんよ。
①「やってやった感」はそっと胸にしまう?
まず大事だと思うのは、「やってやった感」は、そっと胸の内にしまっておく、ということです。
なぜかって? シンプルな話で、家事って、日々の暮らしの中では本来「当たり前」にあるものだと思うんです。(もちろん、体調や状況によってできない時があるのは当然ですが!)
だから、普段あまり関わっていない人が、たまーに何かを手伝ったくらいで、「どうだ!すごいだろう!」みたいにアピールしたとしても…。周りの家族は、もしかしたら(口には出さなくても)心の中では「え、何を今さら…?」って、ちょっとしらけてしまうものじゃないかな、と。
だったら、たとえ自分が「今日は頑張ったな!」と思ったとしても、その気持ちは自分の心の中だけで味わうことにして、あえて表には出さない。その方が、ずっとスマートだし、周りも自分も、穏やかな気持ちでいられる。私はそんな風に考えています。
②完璧じゃなくてOK! ハードルを下げてみる考え方
「暮らし整え期」に家事やおお手伝いを少しずつ始めようとするとき、ついつい「ちゃんとやらなきゃ」「きれいにしなきゃ」と完璧を目指してしまいがちかもしれません。でも、それだと始めるのが億劫になったり、ちょっと失敗しただけで「やっぱり自分はダメだ…」と落ち込んだりして、かえって続かなくなってしまう…なんてことはありませんか?
そこで、意識的に**「ハードルを下げる」**ことを提案したいのです。
- 頻度・量・質・時間のハードルを下げる: 「毎日」「全部」「ピカピカに」「長時間」じゃなくてOK。「週に数回」「できる範囲で」「多少雑でも」「まずは5分だけ」みたいに、自分なりの「ゆるい基準」を持つことが大切です。
こうすることで、行動への抵抗感が減って始めやすくなり、無理なく続けやすくなります。何より、自分を責めることが減り、気持ちが楽になりますよね。
③家族のやり方を尊重する気持ち(文句は言わない練習?)
実家暮らしで家事をすると、どうしても「家族のやり方」というものにぶつかります。自分のやり方と違うと、つい口を出したくなるかもしれませんが、そこはぐっとこらえるのが吉かもしれません。
(我が家であった「皿の置き場所」をめぐるエピソードは、「皿洗い編」で詳しくお話ししますね!)
家族には家族の長年の習慣やリズムがあります。それを尊重する気持ちを持つことが、波風立てずに過ごすコツかもしれません。「文句を言わない練習」というよりは、「そういうものか」と受け入れるくらいのスタンスでいると、気持ちが楽になるのではないでしょうか。
今回は、「暮らし整え期」の家事参加における心構えについてお話ししました。 次回からは、具体的な家事(掃除、洗濯、ゴミ捨てなど)について、それぞれ掘り下げていきます! まずは「掃除編」からです。